Hyper-V環境のディスクサイズ変更
Hyper-Vで勉強用の仮想マシンを作成したけれど、あとからいろいろ手を出していると初期設定の容量では不足してきたので、ディスク容量を拡張することにしました。
Hyper-V で構築済みの仮想マシンのディスクサイズを変更する手順
【クライアント側】
1.Hyper-Vマネージャーを起動する。
2.サイドバーから「ディスクの編集」を選択
3.仮想ハードディスクファイルを選択する。
※仮想ハードディスクファイルのディレクトリパスが初期表示さているので、
デフォルト設定ならそのディレクトリ内からファイルを選択すればいい。
4.実行する処理を選択する。今回はディスクの拡張が目的なので、「拡張」に
チェックを入れて「次へ」を選択。
5.拡張後のファイルサイズを入力する。今回は30GBに設定。
※仮想環境作成時の初期サイズは19GB。
6.設定した内容の要約が表示されるので確認し、問題なければ「完了」を選択。
7.正常に完了したらクライアント側の作業は完了。
仮想ハードディスクのサイズを増やしただけでは、仮想環境の使用可能領域として認識されない。(パーティションで区切られたVolumeが末尾に追加されているイメージ)
そのため、既存のボリュームを拡張して追加した空き領域とつなげる必要がある。
今回は「diskpart」コマンドでVolumeを拡張(統合)する。
【仮想マシン側】
1.「cmd.exe」を管理者として起動。
2.「diskpart」コマンドを入力。
3.「list volume」コマンドで存在するVolumeの確認。拡張対象のVolumeを確認する。
4.「select Volume名」コマンドで拡張対象のVolumeを選択。
5.「extend」コマンドを実行する。
6.「正常に拡張しました。」メッセージが表示されれば完了。
OSがWindows10になって特にインストール作業の必要がなかったので、Hyper-Vで仮想マシンを作成しました。
でも、色々情報を検索していると、VirtualBoxとかで仮想マシンを管理した方がよかったかな、とちょっと後悔...。
まあ、今勉強していることが一区切りついたら、切り替えようと思います。
参考:
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/869vhdextend/vhdextend.html